犬を飼う上で一番大事なしつけが「トイレ」。
トイレが出来ないと、部屋に出しておくのも気兼ねしてしまうし、何か大事なものの上におしっこなんかされてしまったら困りものです。
今回は、基本的なトイレトレーニングを紹介します。
子犬・成犬に関わらず、基本的な内容は同じですので是非参考にしてください。
トイレ・トイレのしつけに必要なものは以下です。
レギュラーサイズの目安は8kg位まで、ラージサイズは12kg位までです。
トイ・プードルやダックスフンド、チワワなどの小型犬はレギュラーサイズで十分です。
ミニチュアシュナウザーは8kg位まで大きくなる子もいるのでトイレトレーはレギュラーサイズではなく、ラージサイズを使用しています。
子犬によっては、ペットシートを噛みちぎって遊んでしまうので、メッシュ付きにした方が無難です。
ペットシートは、薄型、普通、厚型があります。
薄型が最も値段も安く、普通、厚型となるにつれて値段が上がります。
小型犬の一回おしっこは少ないので、1回ごとに変える場合は薄型でOKです。
ただし、薄型は吸収できる出来る量が少ないです。
一回の量が多い犬や中型犬の場合は普通、留守番の時間が長い場合は厚型の方が良いです。
犬はおしっこの臭いがするところでおしっこをする習性があります。
その習性を利用したものがしつけスプレーです。
トイレトレーに数回スプレーすることで、犬自身が自然とおしっこの場所として認識しやすくなります。
また、スプレーの匂いを嗅ぐことでトイレも誘発する効果も多少あるので、トイレのしつけがスムーズになります。
子犬でも成犬でもトイレの覚え方は基本的に同じです。子犬の場合はすぐ覚えたり、1週間位で出来ることが多いようですが、成犬になってからだと根気強く何ヶ月も教えなくてはいけない場合もあります。
子犬は迎えてすぐトイレトレーニングをしても大丈夫です。
ただし、迎えて最初の一月は慣れる期間としてしつけは行わず、その後から始める方が子犬のストレスは少ないので、子犬の状態を見てはじめましょう。
子犬は、おしっこやウンチをするサインがあります。
子犬は特に下記のタイミングですることが多いです。成犬になると我慢を出来るようになるので、少なくなりますが、下記のタイミングは成犬にも共通です。
サインが出たらトイレシートの上に移動させます。
この時に抱っこして連れて行ってはいけません。
声がけして犬が自分でトイレの上に来るようにします。
すぐに何処かへ移動しようとしてしまう場合は、無理矢理にならない程度に犬をトイレシートに戻します。
ここは飼い主の忍耐が試される時です。おしっこが出るまで待ちます。
4~5ヶ月を超えてきたり、成犬になるとなかなかしません!頑張りましょう!
おしっこやウンチが成功したらオーバーな位に褒めましょう。
おやつを与えるのもOKです。
うちではトイレ成功用のおやつを用意してあげていました。
成功すると犬自身も嬉しくなり、何度もトイレの臭いを嗅いで嬉しそうにはしゃいだりします。
子犬で定番なのが、ハウスの中にトイレシートを敷き詰め、まずはトイレシートの上でするのが正解と学ばせ、そこから徐々に範囲を特定していく方法です。
これで成功している人も多いので最初はこの方法でトライするのが良いかもしれません。
デメリットとしては、トイレシートを噛みちぎる子犬に対しては出来ない方法だということです。
トイレを命令化するには、トイレ中にシーシーッと声がけしたりする必要があります。
しかし、この際に色んな人が色んな声がけすると犬は一向に覚えません。
言葉を統一して声がけするように気をつけましょう。
犬は自然界でも草や土の上など、足場の柔らかいところでおしっこやウンチをします。
同様に家の中にあるカーペットやちょっとしたクッションの上でも自然とトイレを催してしまいます。
トイレトレーニング中は、出来るだけカーペットのようなトイレと勘違いしやすいものは排除した方が良いです。
おしっこの臭いがする場所は、犬自身がトイレスペースだと勘違いしやすく、また臭いでトイレを催してしまいます。おしっこに失敗した時はその臭いが残らないよう消臭をしっかりしましょう。
※消臭剤の臭いがトイレのマークだと勘違いさせないよう気をつける必要があります。
犬の思考は割と大雑把です。
出来たら褒める、それのみでトレーニングをした方が犬にとってもわかりやすいです。
また、怒ることで「おしっこ=悪いこと」と覚えてしまうリスクもあります。
トイレトレーニングは失敗したり、忍耐が必要だったりすることもありますが、成功すれば愛犬とストレスなく生活ができるようになります。
皆さんも愛犬と頑張ってトイレトレーニングを成功させてください!
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